こんにちは^^ 薬剤師のY.O.です^^
先日、花粉症対策その①として、薬は早めに飲み始めよう!とお伝えしました★↓↓↓
ぜひ来年試してみてくださいね♡
そして今回は、花粉症対策その②!
「オメガ3系脂肪酸の油を摂ろう★」
皆様、「油・オイル」ってどのようなイメージですか?
油ものは太る、ニキビができる、身体に悪そう・・・と悪いイメージもあるかと思いますが、反対に、スキンケアにオイルを使用している女優さんもいたりしますね。
「油・オイル」っていいものでしょうか?悪いものでしょうか?
実は、「インナービューティーオイリスト」という、「油・オイル」に関する資格(薬剤師でなくてもとれる資格です)も持っている私^^
「油・オイル」について、本日は花粉症の観点からお伝え致します★
まず油は、肌の潤いやホルモンバランスの調整など、様々な調整役としてとても大切な食品です★
そして、近年のアレルギー疾患の増加に関係しているとも言われています。
油の種類や特性を知り、生活に摂り入れることは、花粉症対策としても有効なのです^^
でも「オメガ3系脂肪酸」って何ぞや?って感じだと思うので、まずは油を種類分けでみてみましょう★
油(油脂)の構成成分は「脂肪酸」。それらは大きく分けて2つ、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けられます◎
そのうち今回は「不飽和脂肪酸」に注目してみます★
「不飽和脂肪酸」も、「多価不飽和脂肪酸」と「一価不飽和脂肪酸」に分けられます◎
そして、「多価不飽和脂肪酸」に分類されるのが、「オメガ3系脂肪酸」、「オメガ6系脂肪酸」です★
細かいことはさておき、ざっくり言うと、
「オメガ3系脂肪酸」 = 「炎症を抑える良質な油」
「オメガ6系脂肪酸」 = 「摂りすぎると炎症を起こす油」
なんですね★
健康な身体のためには栄養素をバランスよく摂取することが大事ですが、油も同じで、この2つの脂肪酸の比が重要です★ 理想的なバランスは、
「オメガ3:オメガ6=1:2~1:4」と推奨
されています◎
ですが、現代人の多くは「オメガ3:オメガ6=1:10以上」であり、それが近年のアレルギー疾患の増加に関係していると言われています◎
なので、オメガ3系脂肪酸の油を積極的に摂り、オメガ6系脂肪酸の油を摂りすぎないように心掛けた生活を送ることが大切です★
では具体的にどうしたらいいのでしょうか?
①オメガ3系脂肪酸は、体内で合成されないので、不足しがち。積極的に摂取しましょう★
→但し、とても酸化しやすいため、生で摂ることが大切です。
亜麻仁油、えごま油、などを冷蔵庫で保存し、サラダや納豆、和え物などで使用しましょう♪ 毎日小さじ1杯で十分です♡
②オメガ6系脂肪酸も、体内で合成されませんが、多くの食品に含まれているので、不足することはないと言われており、積極的に摂取しなくてよいです。
→控えたいのであれば、サラダ油での炒め物、とくに時間が経つと酸化してしまうので、お惣菜などは控えましょう。また、外食、菓子パンやスナック菓子、ファストフードなども控えるよいでしょう◎
いかがでしたか?
ちょっと長くなってしまいましたが(汗)、このお話は先日、テレビ番組「世界一受けたい授業」で医師の方がお話されていました♡
花粉症で悩んでいらっしゃる方、薬で症状を抑えるだけでなく治したいと思ってらっしゃる方、お子様のアレルギー症状を少しでも軽減させたい方。
ぜひ参考になれば嬉しいです♡
本日もお読み頂きありがとうございました^^♡
今日は簡単にしか書いてないので、詳細を知りたい方、何か気になった方は、薬剤師にお問い合わせください♡