BLOG

ワーファリンってどんな薬?

こんにちは^^ 薬剤師のY.O.です^^

長崎は雨予報でしたが、結局まだ降りませんね。
そのせいでしょうか、湿度はとても高いようなので、皆様、熱中症に気を付けてお過ごしくださいね💦

◆こちらのブログでは、医療について、薬について、身体について、食事について、心について…医療に関する様々な情報を幅広く、わかりやすくお届けしています♡
◆正しい知識を身につけることは、ご自身の身体を大切にすることに繋がり、それは周りの大切な方々を大切にすることに繋がります☆
◆書いてアウトプットすることで、私達薬剤師も知識の整理・レベルアップを図ります☆
◆薬剤師の存在をより身近に感じて頂ければ幸いです♡

~インスタグラムの方もぜひよろしくお願いします♪~
うおのまち薬局(@uonomachipharmacy1) • Instagram写真と動画

さて、本日は、

ワーファリンってどんなお薬か?

お話しようかと思います^^☆

以前少しだけこちらの記事で触れていますが・・・↓↓↓

ワーファリンを服用中の方は納豆を食べてはいけないことをお伝えしました☆

今日はもう少し詳しくお伝えしますね♪

脳梗塞や心筋梗塞などの治療や予防に、「抗血栓薬」を使用しますが、

その中でもワーファリンは、長きにわたって使用されてきた代表的な抗凝固薬です。

抗凝固薬は、フィブリンの形成を抑えて血液凝固を防ぎ、血栓の進展防止、血栓症の予防、再発防止に用いられる薬です◎

※フィブリンとは・・・血液の凝固に関わるタンパク質。

ワーファリンは、肝臓で凝固因子の生成を阻害します◎

◆代表的な経口抗凝固薬ですが、効果には個人差が大きく、用量を決める際には、プロトロンビン時間の国際標準比(PT-INR)の値を見ながら調整します。

※血液検査の結果に、PT-INRという項目があります☆

PT-INR値は、よく変動する値なので、採血結果で数値が変わっていれば、ワーファリンの量も変わる場合があります◎

INRの目標値は、人それぞれ、お身体に合わせて主治医の先生が考えられていますので、服用中の方は確認してみてください☆

◆副作用には、血液凝固能を抑制していることによる「出血傾向」がありますので、怪我には十分注意しなければなりません☆

「私は血が止まりにくいんだ」ということをしっかり認識しておき、怪我した場合は、早めに病院に行くことも大切です☆

特に、頭を打った時は、何もなくても病院に行くことをお勧めします◎

その他の注意事項として、

◆他の薬剤との相互作用も多いので、注意が必要です◎

◆血液ー胎盤関門を通過するため、妊婦さんや、妊娠している可能性のある患者さんには禁忌となっています◎

◆ビタミンKを多く含む食品(納豆、青汁、クロレラ)は服用禁止。
◆ビタミンKを含む食品(ほうれん草やブロッコリーなど)は、小鉢程度ならOK。
※前回の記事を参照してください☆

服用されている方、ぜひ再度確認してみてくださいね♪


今日も最後までお読み頂きありがとうございました^^♡

今日も皆様お疲れ様でした^^

夜はゆっくりお休みくださいませ^^♡