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治らない病と向き合っているあなたへ

こんにちは^^ うおのまち薬局のY.O.です^^
皆様、いかがお過ごしでしょうか? 

今日のテーマは、タイトルからもお察しの通り、少し、楽しくはないお話、かも、しれません。
しかし、このテーマで書いてみたい、と思い、今、パソコンの前にいます。

上手く書けるかわかりませんが、上手く書こうなどと思わず、想いを込めて、書いてみたいと思います。

私達薬剤師は、日々、様々な状況の患者様、そのご家族様と出会います。

その中には、病気が治り、元気になる方もいらっしゃれば、残念ながら、そうではない方も、いらっしゃいます。

ご事情はそれぞれですが、皆さん一様に、苦しんでおられました。

魔法が使えて、重い後遺症がすぐに治ったり、癌が消えてくれたりしたら、どんなにどんなに、どんなによいでしょうか。
この前、ハリーポッターの映画を見ながら、ついつい、そう、考えてしまいました。

皆様、思い通りにならない身体と共に、いろんな思いにかられます。

ただ、トイレに行くだけできつい。ただ、立ち上がるだけに時間がかかる。
ただ、服を着るのも面倒くさい。ただ、顔を洗うだけで袖が濡れてしまう。
ただ、牛乳パックも開けられない。ただ、大好きなペットを抱きしめることもできない・・・。

情けない。悔しい。どうして自分が。私は何も悪いことはしていないのに。恥ずかしい。申し訳ない。もう消えてしまいたい・・・。

そのような方々にかける適切な言葉は、なかなか、浮かばないものです。

皆様のそれぞれの思いの本質は、

病気になり、障害などが残ってしまい、いろいろなことができなくなった自分に対して、ひどく「無価値観」を感じている。

ということかな、と思います。
そしてそれはきっと、人として普通の感情なのだとも、思います。

ただ、ここで、そのような方に、どうかどうか、気づいてほしいことがあります。それは、

あなたは今、無価値観を「感じている」だけ

ということ。つまり、

あなたが本当に無価値であるわけでは、ない

と、いうことです。

人は、何が起こっても、その人の価値は変わらない

と、私は思います。

精神科医でもカウンセラーでもない私が、わかったような顔をするのも、偉そうに語るのも、違うなと思うので、この辺りにしておきます。

そして、どうか、狭くなってしまった視野が、少しだけ広くなった時には、同じような人を探してみるのもいいと思います。

私の友人で、PLSという難病とともに生きている落水洋介さんをご紹介したいのですが、長くなりましたので、次回に詳しく致しますね^^♡

落水さんをテーマにできた、この曲をご紹介しておきます^^

では、またお会いしましょう^^♡