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映画『国宝』と糖尿病

話題の映画「国宝」をやっと観に行くことができました!

3時間があっという間でした!

芸を極めるために、人生のすべてを懸けて生きる姿が強く心に残る作品でした。

ネタバレにならない程度にですが、、、

他に、作品には糖尿病に関わる印象的なシーンがあります。
こちらは薬剤師としても考えさせられる内容でした。

現在の糖尿病の治療はといいますと、新しい働きのお薬も次々と開発され、低血糖のリスクが少なく、良好に血糖値をコントロールしやすい時代となっています。

しかし、映画の時代設定である昭和では糖尿病の治療も限られており、血糖値が高い状態が長く続き、合併症を引き起こすことも多かったのです。

血糖値が高い状態が長く続くことで全身の細い血管(毛細血管)が傷つきます。
特に毛細血管が集中する神経・網膜・腎臓に障害が出やすく、これを糖尿病の3大合併症と呼んでいます。

~糖尿病の3大合併症~

✅糖尿病性神経障害 
※横浜流星さん演じる花井俊介
手足のしびれや痛み、感覚の低下など。足の壊疽が進行し切断に至ることも。

✅糖尿病性網膜症 
※渡辺謙さん演じる花井半次郎
日本の失明原因の上位に位置する深刻な合併症です。

✅糖尿病性腎症
腎臓の機能が低下し、進行すると人工透析が必要になることも。

学生時代にはこの3大合併症を『し・め・じ』と覚えましたよ!

現在の糖尿病は正しく向き合えばコントロールできる病気になりました。
お薬の事など気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談下さい (^^)