こんにちは^^ 薬剤師のY.O.です^^
ブログ書くの大変じゃないですか?と言われることもあるのですが、
こちらに書くことで良いアウトプットになっており、私達も学ばせて頂いております♡
いつもお読み頂きありがとうございます♡
さて本日は、こちらについて。
白血球(はっけっきゅう)って何?
か、皆様ご存じですか?
血液検査をすると、必ずといっていいほど載っている項目です★
血液検査の結果は、良ければ気にしない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、私達の身体の中のことです。 簡単でもいいので、知っておきましょう♡
興味を持って頂くため、先日ご紹介した漫画「はたらく細胞」でのキャラも交えて書いてみようかと思います♡笑
↓↓↓ こちらもお読みください^^♪
血液中には、赤血球、白血球、血小板の3つの細胞成分が存在しています。
白血球は、身体の外から侵入する種々の病原体(異物)から身体を守る重要な働きをしている、大変重要な細胞です★
要は、ウイルスや細菌をやっつける、兵隊のようなもの◎
身体のどこかに炎症が起きると、原因のウイルスや細菌をやっつけよう!と、その兵隊がわらわら~と増えます。
逆に考えると、血液検査で白血球の数値が増えていたら、身体のどこかに炎症がある、と考えることができますね★
ちなみに血液検査の表には、「WBC」と書かれていることも多いです^^
「白血球=White Blood cell」 の略ですね★
実はこの白血球。
大きく分けて5つの種類(好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球)があり、役割もそれぞれ異なっています◎
★好中球(こうちゅうきゅう)★
白血球のうちの大部分が好中球です。遊走(ゆうそう)といって、血管の壁をすり抜けて、血管の外にいる細菌などの異物のいるところへ行ける能力や、貪食(どんしょく)といって、その異物を殺菌する機能を持っています◎
★好酸球(こうさんきゅう)★
特に寄生虫の感染の際に能力を発揮します◎ しかし一方で、アレルギー疾患の一因にもなりうるという側面もあります◎
★好塩基球(こうえんききゅう)★
近年、マダニに対する免疫を作る役割があることが明らかになりました◎
★単球(たんきゅう)★
好中球より大型な白血球です◎ マクロファージともいわれ、好中球よりもやや長い時間血中に存在し、細菌だけでなく不要な細胞も食べて(貪食)除去します◎
★リンパ球★
特にウイルスなどの小さな標的を攻撃する役目があります◎ 骨髄やリンパ節、扁桃腺などのリンパ器官に多数存在しています◎ リンパ球には、T細胞、B細胞、ナチュラルキラー(NK)細胞などの種類があり、連携して免疫反応に関与します。
↑で白血球が増えるとどこかに炎症がある指標になるとお伝えしましたが、逆に
白血球が減っていると、免疫が弱っていることがわかります◎
例えば、抗がん剤の副作用の影響、白血病、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血、その他免疫機能の異常が疑われる場合があります。
いかがでしたか?
誰の身体にも存在する白血球★ いつも私達の身体を守ってくれています★
本当に人間の身体って不思議ですよね^^♡
今日も自分の身体に感謝しながら過ごしましょう♡
最後までお読み頂きありがとうございました^^