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寒暖差疲れしている方へ「自律神経の乱れについて」

こんにちは^^ 薬剤師のY.O.です^^

長崎は雨ですね☔

病院などにお越しの際は、お足元に十分お気をつけてお越しくださいませ。

今日もがんばりすぎず、心を緩めて過ごしましょう~♪

今日は、スタッフから

寒暖差疲れ

という言葉を聞きました。

確かに最近、気温が高かったり低かったり。湿度も高くなってきて、心身の調子が乱れやすい時期かもしれません。

皆様はいかがですか?
同じような方も多いかもしれませんね。

では、寒暖差疲れを医学的に少し紐解いていきましょう♪

まず、人間の身体は、

自律神経(じりつしんけい)によって機能が調整

されています◎

★自律神経系は、基本的な生命活動全般の機能を担う神経で、循環、呼吸、消化、分泌、排泄、体温調節などの維持に働いている神経系のことをいいます。

★自律神経系は、心筋、平滑筋(血管、消化管、瞳孔括約筋など)、腺など、ほぼ全身に分布しています。

つまり、自律神経系は、生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持に重要な役割をはたしているのです…☆

・・・と、ちょっと難しい言葉で定義を説明しましたが、簡単にいうと、

無意識で行われている身体の機能は、この自律神経によるもの

ということなのですね^^♪

体温調節とか、呼吸とか、消化や排泄などを、意識してやってる人はいないですよね^^

つまり体温調節も、自律神経が調整してくれています◎

例えば、
・寒い時にぶるぶると身体が震えるのは、身体を温めようと筋肉を動かす反応。
・暑い時に汗をかくのも、体温を下げて身体を冷やそうとする反応

です。

ですが、

寒暖差が激しいと、自律神経がこの状況、環境に適応しようとがんばるので、自律神経が疲弊し、結果、身体が疲れる

ということなんだそうです◎

これが続くと自律神経が乱れ、心身の不調へと繋がってしまいます

★寒暖差疲れは、
・主に身体の冷え、めまい、頭痛、肩こり、顔のほてりなど起こります。
・また、食欲低下、睡眠障害、イライラ感、落ち込みやすくなる、など、心の不調も起こります。

「夏バテ」をイメージして頂くとわかりやすいかもしれませんね◎

では、どのような対策をすればよいのでしょうか?

①生活習慣を整えましょう♪

「整える」とは何事においてもとても大事です。
難しく考える必要はありません。
少しずつ整えていくと、他も追って整っていく場合も多いです^^

例えば、まず、お食事から整えてみるのがオススメです★
3食バランスの良い食事をし、極端に冷えたものを避けるなど、小さなことから始めてOK★

朝ご飯を抜いている方は、しっかり食べましょう♪

②身体を冷やさない、温めましょう

例えば、腹巻をするとか、入浴も有効ですね^^

入浴は、自律神経を整え、睡眠障害の改善に繋がりますよ^^

ついついシャワーで済ませてしまう方、今夜はゆっくりお風呂に浸かってみてはいかがでしょうか?

上記のお食事と合わせて、温かいお味噌汁を飲む、などもいいですね♡

③軽い運動をしましょう♪

激しくなくて大丈夫。ストレッチなど、どうでしょうか^^

背伸びだけでも、身体と心がほぐれますよ^^

ちょっと長くなりました💦

その他、ストレスなどでも自律神経は乱れてしまいます。
ストレスを溜めない工夫をしたり、ストレスがあるな~と感じる、自覚するだけでも、いい方向へ向かうと思いますよ^^

焦らず、深呼吸して、ゆるゆるといきましょう^^


このように、薬のことを知っておくには、身体のことも医師程ではございませんが、薬剤師もある程度知っております。
小さなことでもいいので、気になることがあればぜひ、お声掛けくださいませ^^

処方箋がなくても、お時間の許す限り、お話お聞きしますよ^^♡

今日も最後までお読み頂きありがとうございました^^♡

今日も心地よい一日となりますように♡