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●医療用麻薬について●

こんにちは^^ うおのまち薬局のY.O.です^^

さて、皆様いかがお過ごしでしょうか?
雨もやっと上がり、少し肌寒さもあり、秋を感じさせる気候に入った気が致しますね。
季節の変わり目、どうぞご自愛くださいませ・・・🌸

やっとこさ時間が取れたので、今日はブログを書きますよー♪

今日のテーマはこちら^^

医療用麻薬について

痛みのコントロールでは、「医療用麻薬」というものがしばしば使われます。

「麻薬」と聞くと、皆さんはどのようなイメージを浮かべるでしょうか?
大衆的には、「麻薬中毒」というイメージが付いているようで、「とても怖いもの」、「使いたくない」と思われている方も大勢いるといわれています。

「医療用麻薬」は、がんの痛みにとても有効なお薬です。

実は、医療用麻薬は、痛みがある状態で使用すると、中毒にならないことがわかっています。

もちろん副作用は、あります。

しかし、医療用麻薬の種類も徐々に増えており、副作用に対する対処も以前よりできるようになり、おひとりおひとりに合わせた痛みに対応しつつ、副作用の軽減も可能となってきました。

イメージだけで敬遠されがちな医療用麻薬ですが、実際はどのようなものかを正しく知ることが、とても大切ですね☆

実は身体の中には、鎮痛作用をもつ、「βーエンドルフィン」という物質があるのですが、医療用麻薬もこれと同様のメカニズムで鎮痛作用を示します◎

「βーエンドルフィン」も「医療用麻薬」も、痛みを脳に伝える神経の活動を抑制してくれます。

錠剤、散剤、貼り薬、注射薬などなど・・・と、剤型も様々で、数々の痛み、それぞれの状態に合わせて使い分けることが可能です。

WHO(世界保健機関)は、「三段階除痛ラダー」といって、がんの痛みをやわらげるための鎮痛薬の使い方を発表しており、それが昨今の緩和医療では用いられています。 ↓↓↓

このように、医療用麻薬というものは、しっかりと世界で認められ、痛みの緩和のために使用されているものであり、

医師や看護師、薬剤師と共に、適切に使用すれば、中毒を起こすことはありません。

今、医療用麻薬を使用する方が皆さんの身近に特にいなくても、少しでも正しい知識が広がり、怖がって適切な緩和ケアを受けられる機会を逃す方が少しでも減るといいなぁ。。と思い、今日はブログに残します♪

ぜひ、覚えていてくださいね^^♡

うおのまち薬局でも、処方を受け付ければ、医療用麻薬を調剤し、お渡しすることももちろんあります。

家族に提案され心配だ。もっと詳しく知りたい。などなど、
もし気になることがあれば、ぜひ薬剤師へお声掛けくださいませ^^

今日は、「医療用麻薬」についてのイメージや、実際は怖くないよ、(もちろん、医師や看護師、薬剤師の指示に従い適切に使用した場合ですが・・・!)というお話を書きました♪

読みました、というお声、いつも励みとなっています♪
本当にいつもありがとうございます🌸
これからも続けていきますね♪

週末はゆっくりとお休みくださいませ^^♡
私も海ちゃんとゆっくり過ごしまーす♡

最後までお読み頂きありがとうございました^^♡