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一包化ってどうやって作るの?

こんにちは^^ 薬剤師のY.O.です^^

さぁ一週間の始まりですね♪
週末はゆっくり休めましたか?
週末がお仕事という方、お疲れ様でした^^
今週も体と心を大切にしながら、過ごしていきましょう♡

さて、本日は薬剤師のお仕事のお話♪

一包化って実際どうやって作ってるのか?

についてお話してみようと思います^^♡
まず一包化については、以前のこちらの記事をお読みくださいませ^^♪↓↓↓

記事にも書きました通り、お薬が多かったり、手が不自由でお薬を一つ一つ取り出せない方、また、飲み忘れ防止のためなど、一包化調剤はとっても便利です♪

ただ、やっぱり機械を使って作るので、お時間がかかってしまいます・・・!

でも今回どうやって作られているのか、知って頂くと、時間がかかる理由などご理解頂けるかと思います^^
薬剤師のお仕事を知って頂く機会になれば幸いです♡

まず処方箋が来たら、どのように一包化するか把握します★

例えば下剤などは、便の状態によって調整したり、他にも眠剤なども、日によって飲んだり飲まなかったりしますよね。
これらのお薬は、一包化しないと選ぶことができますのでおっしゃってください★

また、連続で一包化するか、繰り返しで一包化するか、など、一包化の種類を選ぶことができます★

いよいよ機械(分包機)を使って一包化します★

まず、分包機にデータを入力します
機械に氏名や用法、連続か繰り返しか、など、必要事項を入力します。

その後、分包機の上の部分のマス目のところに、順番にお薬を入れていきます★

一包分=一マス目」 となってます◎
ここで間違うと、全部やり直しになってしまうので大変です・・・!(泣)
特に、繰り返しの場合は要注意ですね。
全集中!しなければなりません・・・!(特に鬼滅ファンではないけれど)

やっとこさ入れ終えたら、分包機のスタートボタンを押します
すると分包機が動いて、一包化してくれます★

上から薬が落ちてきて、下から袋詰めされたお薬がでてくる感じですね。

やっと終わり・・・ではありません★

出てきたものがちゃんと合ってるか、監査します・・・!

手で機械に薬を入れるので、時々入れ間違いが発生するので、それを見抜きます◎
これがまた大変で、錠剤の刻印や色でしっかり監査しなくてはなりません!
ここで間違いを見逃すと大変です。なのでこの作業も結構時間がかかります。
(目がチカチカします☆☆☆笑)
ここでもまた全集中・・・!

このような感じで一包化されます♪ 少しイメージが湧きましたか?

このような流れを知っておくと、例えば年配のご家族様がお薬飲むの大変そうだな、と思った時に、一包化してみない?と提案することができますよね♡
ぜひ、気軽にお声かけくださいませ^^♡

本日は、一包化調剤の作業工程をお話してみました^^

余談ではありますが、私が薬学部生だった頃、病院実習で、美人な女性の先輩が、一包化の監査をシャキシャキとなさっている姿を見て、かっこいいー♡♡♡と思って、そのままその病院に就職しました♡笑

地味だけど、結構かっこいいお仕事だと勝手に思っています^^♡

本日も最後までお読み頂きありがとうございました^^♡