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ジェネリックってよくわからないという方へ

こんにちは^^ 薬剤師のY.O.です^^

本日も、うおのまち薬局のHPをご覧頂きありがとうございます♡

このブログも、以前よりたくさんの方に読んで頂けるようになってきました^^スタッフみんなで、よりわかりやすく、皆様に楽しんで頂けるブログにしていきたいと思います^^

今後ともよろしくお願い致します♡

さて、今回は

ジェネリック医薬品

についてお話したいと思います^^

結構頻繁に、「よくわからない・・・」という声をお聞きします。

今はどの薬局でもジェネリックについては聞かれますし、知っておいて損はないと思いますので、簡単にご説明しますね♡

理屈を知っておくと、忘れませんよ♡

まず、世の中に薬が初めて発売されるとき、当たり前ですが、研究やら試験やらいろいろ行い、やっとこさ発売されます◎

その間には、ながーい歳月と、膨大な費用がかかっています。
どれくらいだと思いますか?

実は、9~17年の歳月と、数百億円以上の費用が必要らしいのです・・・!(汗)

製薬会社さんも大変ですね。

なので、新薬には必ず、数年間の特許期間が設けられます◎

そして数年後、特許期間が過ぎると、「別の会社が、同じお薬を製造、販売してよくなる」のですね。

その時、最初ほどたくさんの研究やら試験やらは必要なく、

「効果が同等である」ということを示すための試験で済みます。

なので、歳月も費用も前よりかからない、というのは、なんとなーく想像できるかなーと思います^^

だいたい、3~4年の歳月と、約1億円の費用で済むそうですよ^^

●この、新薬のことを、「先発医薬品(せんぱついやくひん)」と呼びます。

(読んで字の如く、「先に発売された」医薬品という意味ですね◎)

そして、

●特許が切れた後に発売されたお薬のことを、「後発医薬品(こうはついやくひん)」=英語でいうと「ジェネリック医薬品」と呼びます。

(これも読んで字の如く、「後で発売された」医薬品という意味です◎)

先発品より後発品の方が安いので、国は医療費削減のために、後発品の使用を推奨しています。

先発品と後発品では、有効成分の種類と量は、全く一緒です。
そのため効果や安全性は同等です。

また、形や大きさ、色、味、添加剤などは、変えてもよいこととなっています。

主治医の意向や、お薬の内容により、全てではありませんが、最近は、

先発品か後発品か、薬局で選べる

処方となっています。

うおのまち薬局では、初回来局時に、問診票に、どちらを希望するか書いて頂く形をとっており、いつでも希望は変更できます^^

よく、「安い薬は心配」とか、「粗悪な薬なんじゃないか」と思ってらっしゃる方もいらっしゃるようですが、それは違うので、安心して服用されてくださいね^^

ぜひ、医療費削減のためにも、ジェネリック医薬品、考えてみてください^^

※先発品でも後発品でも、副作用が起こるリスクはどちらにもございます。

今日は、ジェネリック医薬品についてお話させて頂きました^^

今後の生活に役立てて頂ければ幸いです^^

朝晩は寒くなりましたので、暖かくして過ごされてくださいね^^
最後までお読み頂き、ありがとうございました♡